この2年半、毎月演奏にいっていた2つの場所での演奏を、3月で卒業しました
デイサービス、ふたば苑さん
事務所を立ち上げて2ヶ月のときに京都信用金庫さんよりご紹介いただきました。
緊急事態宣言下でも一度も休むことなくコンサートを続けてくださり、こちらが心配になって大丈夫ですか?と聞くと「私達には(音楽が)必要なんです」と仰ってくださいました。感染対策は大事だけれど、利用者さんが家から出なくなり免疫が下がるのはもっと危険だからと。この「必要」という言葉は当時「不要不急」と何度も言われていた音楽家にとってなによりの救いでした
poco a poco さん
こちらは毎月お客さんが来てくれるかな…と不安でしたが、飲食店も苦しいなか少しでも賑わいになればとスタートしました。
奏者が見つからないときはマスターの平さんが紹介してくださり、おかげさまでほぼ毎回満席のお客様に恵まれ温かい空間をつくっていただきました。毎月編成を変えることで新しい発見や出会いもありました
コロナとの戦いの2年半。
音楽は、誰かに聴いてもらってその方が何かを感じて初めて完成すると思っています
コロナ禍で毎月、一緒に音楽を作ってくださった沢山のお客様に感謝して、4月からまた新しい音楽のあり方に挑戦していきます